催眠療法の歴史に関して、詳しく丁寧に解説するサイト『催眠療法(ヒプノセラピー)の歴史』

●●●紀元前から●●●

【古代エジプト】

医学文献「エベルス・パピルス」には、 眠りの寺院で多くの病人が神官の唱える呪文により
眠らされ、病気を治してもらったとあります。
このギリシャに伝わったロポネソスにあるエピダウロス神殿はよく知られています。
催眠現象について最も古い記録は、紀元前3766年のパピルスにチッチャ・エム・アンク
という呪術師が催眠とおぼしき数々の現象を起こしたとあります。
シャーマンや祈祷師、預言者などが神との交信を目的として行った瞑想は、トランスという
催眠状態を活用しており、修行僧が催眠によるペインコントロールを利用するなど、催眠は
精神世界と結びつく形で利用されてきました。

前世を覗く催眠療法
催眠療法(ヒプノセラピー)とは、前世療法を指す言葉だと思われている人もいます。
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【18世紀】

フランツ・アントン・メスメルが、メスメリズムである「動物磁気説」を考案します。
これは生物には+と−の磁気があり、この二つの間を流れる液体が滞ることで病気が発生
するというものです。
その磁力を人為的に変化させることで、健康を回復することができるというのです。

液体の流れを変えることで病気が改善するという考えから評判になりました。
メスメルが患者に触ると患者は痙攣を起こし、周囲の人間にもそれが伝わって失神を起こし、
目が覚めると病気が治っていたと言わています。
しかし実際には、彼にカリスマ性があり施術的には暗示によるものと考えられています。